@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000870, author = {朴, 恵蘭}, issue = {97}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {抄録  本稿は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、世界的な人の移動が制限される中での日本からの韓国留学交流に焦点をあて、日本の大学における留学生の派遣及び韓国側の受入の取り組み状況を概観し、主に本学で実施される協定校における留学交流プログラム等と対面留学を受け入れている韓国大学の感染症対策やカリキュラム分析を中心に、コロナ禍における新しい留学形態の検証と今後の課題を提示する。  コロナ禍でオンライン授業を余儀無くされた日韓両国の大学では、留学生数は減少の一途を辿ってきた。協定校との長期の交換留学は、文部科学省の方針もあり緩和されつつあり、それは韓国でも同様であるはずが、日本国内では明らかにされていない部分も多い。  そのような折、韓国語教育の現場に携わっている立場から、これまでビザ無し渡航が可能であった短期の語学研修等は未だ閉ざされている認識を持っていたが、実際は開講されている事例も聞こえてきている。そこで、徐々に対面による留学が再開し、留学生交流はすでに正常化しつつあるという仮説を立て、新たな形態として越境しないオンライン留学や学生交流が一定の位置を示すようになってきていることを検証する。コロナ禍における今後の韓国留学について、教育と研究の一環から日韓両国の国際交流部門及び学生へのヒアリングなどの質的調査を交えた結果、現在のこうした動向は新たな国際交流の形に進む契機として捉えられることを、本学のみならず日本の大学全体の国際交流の一課題として見出した。}, pages = {123--141}, title = {コロナ禍における韓国留学の現状と課題}, year = {2023} }