@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000868, author = {両角, 政彦}, issue = {97}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {摘 要:  社会的規制の緩和による生産財の生産・流通から消費財の生産・流通までの経済的影響の一端に迫るため、生産財(ユリ球根)の輸入規制緩和措置に着目し、およそ30年間における消費財(ユリ切花)の卸売市場集荷圏の変化をもとに、その影響と地域差について明らかにした。市場取扱高がほぼ同規模の仙台市中央卸売市場と広島市中央卸売市場を例に、卸売数量と価格の変動を長期的に分析すると、外国産球根を主に使用した切花と国内産球根を主に使用した切花の集荷圏は、市場の成長期、停滞期、縮小期を通じて異なった変化とともに類似した変化も確認された。これらは品種群が直接競合しない場合であっても連鎖的に影響が及んできたことを表している。卸売市場ごとの集荷圏は品種群ごとに年別と月別で特徴的な変化も示しており、生産地と卸売市場の立地や各都市の需要の違いが集荷先の地域差に影響を及ぼすようになってきたと考えられる。}, pages = {81--105}, title = {農産物輸入規制緩和措置からみた産地変動と卸売市場集荷圏の変化―ユリ切花流通を中心として―}, year = {2023} }