@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000852, author = {田中, 里美}, issue = {96}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Oct}, note = {要約  現在フィンランドで進行中の社会福祉・医療保健および救急サービス改革は、ヘルシンキを除外することが決まっている。これは、グローバル化、都市間競争が進行する中、ヘルシンキをフィンランドの国家生き残りの要として、特別な位置を与える動き、メトロポリス国家を目指す動きの一環としてとらえられる。農業国として戦後スタートしたフィンラドでは、1960年代に国家の統合をはかりながら、国の主導により、北部、東部地域にも産業化を推し進め、次に、子ども手当、サービスの整備をはかった。1980年代には北欧型の福祉国家の水準に至ったが、1990年代以降、EU 加盟、度重なる不況を経て、国の主導による計画、福祉国家諸制度は批判の対象となっている。2000年代以降は、ヘルシンキを念頭に、メトロポリス国家を目指す動きが、専門家、政治家により進められている。}, pages = {99--118}, title = {福祉国家とグローバル化―フィンランドSOTE改革に見る国家の空間構造の変化―}, year = {2022} }