@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000840, author = {田村, 夏紀}, issue = {95}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {要旨 観智院本『類聚名義抄』の正字・異体字を記す漢字項目の中には、字体注記のないものが1割弱ある。なぜ字体注記が記されていないのか理由を知るために、先に成立した図書寮本『類聚名義抄』や、観智院本との共通性が指摘されている『龍龕手鑑』と比較した。調査の結果、字体注記のない漢字が図書寮本から受け継がれていること、「亦」という字体注記は省略されやすいこと、同じ漢字や共通部分を持つ漢字が字体注記を伴って記されている場合、一方の字体注記は省略された可能性があること、『龍龕手鑑』の「同」という字体注記は省略されやすいことなどが明らかになった。観智院本では、漢字字体の情報をただ取り入れるだけではなく、取捨選択して整理するために、字体注記を省略したと考えられる。}, pages = {(21)--(39)}, title = {観智院本『類聚名義抄』に字体注記のない正字・異体字が記されている理由―図書寮本『類聚名義抄』や『龍龕手鑑』との比較ー}, year = {2022} }