@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000800, author = {寺川, 宏之}, issue = {94}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Oct}, note = {要旨  この概説では、主に代数幾何学に現れる三角圏や導来圏の性質についてまとめた一連の 研究ノートで用いられる集合論的及び圏論的な基礎事項について解説する。第2節におい て、Zermelo-Fraenkel の公理的集合論の公理系と選択公理について復習する。第3節で は、Grothendieck によって圏論に導入されたuniverse の概念に関して、柏原-Schapira によるuniverse の定義を採用し、その性質について解説する。第4節ではさらに、Grothendieck のオリジナルのuniverse、Bourbaki によるuniverse、MacLane による universe を定義し、それらの公理系を比較する。最終的にそれらがすべて一致することを示す。第5節では、universe の内部において圏論を展開するための基礎事項について解説する。特に、関手圏が小さな圏となることを示す。}, pages = {151--162}, title = {A Note on Grothendieck Universes}, year = {2021} }