@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000527, author = {岡部, 義秀}, issue = {92}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Oct}, note = {[要旨]物質代謝という用語はリービヒによって確立されたものだが、『資本論』第一巻第 四篇第13章第10節「大工業と農業」では、大工業が農業に浸透することによって「人間と 大地との物質代謝の撹乱」が起こるとし、その再建が提起されている。グローバル化が進 んだ今日、自然との境界を越えて人や物資の交わりも未曾有の勢いで進んだ。いま国連で は「家族農業の10年」を設定して小規模家族農業の育成を始めた事実も含めて、「大地と 人間とのゲミュートリッヒな(親密な)つながりの再建」という『経済学・哲学手稿』(1844 年)を原点とするマルクスの自然= 人間主義が、『資本論』体系の核心的思想として貫徹 していることを検討する。}, pages = {45--68}, title = {人間と大地との“ゲミュートリッヒな” つながりの再建について ─ 大地の共同占有とアソシエーション ─}, year = {2020} }