@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000511, author = {中川, 佳子 and 中島, 遥}, issue = {91}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {発達性ディスレキシアは、音韻処理の問題(Snowling,2000)や、視知覚認知機能の問題(宇野他,2007)、呼称スピードが遅い自動化の問題(猪俣他,2016)により読み書きが困難になると考えられている。そこで本研究では、小学校の通常学級に在籍し、知能指数が平均範囲内の発達性ディスレキシア児を対象に、教科学習での困難な状況と、音韻処理、視覚認知機能、自動化処理の能力を評価した。その結果、音韻処理に困難が示されたが、自動化には問題はなく、視覚認知機能が優れていることが示された。そこで、これらの特性を生かした学習支援を実施し、漢字の書字と読字、時計の計算、正負の計算などで学習の促進が示された。これらから、発達性ディスレキシア児の認知機能評価に基づく学習支援は有効な方法であることが示唆された。}, pages = {49--56}, title = {発達性ディスレキシア児の視覚認知特性を活用した学習支援の試み}, year = {2020} }