@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000454, author = {大野, 真機}, issue = {88}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Oct}, note = {接続表現because には事象の因果関係を表すcausal なものと, 話者の判断を表す inferential なものがあるが,このうち後者の「推量を表すbecause」については『文頭に 現れない』こと,および『否定の作用域に入らない』ことが知られている.一方で,just because で始まる副詞節が文主語として振舞っているように見え,Just because X doesnʼt mean Y. の形式を取る構文(e.g., Just because John is rich doesnʼt mean he is happy .「ジョ ンがお金持ちだからといって彼が幸せだとは限らない」)においては,文頭のbecause は 推量を表し,またbecause 節は否定の作用域に含まれているとするのが標準的な分析と なっている.本論文では,この構文が表す譲歩の意味を「因果の否定」に求めることで, because に課される2 つの制約に矛盾しない形でこの構文を捉える方向性を提示する.}, pages = {1--12}, title = {推量を表すbecause について}, year = {2018} }