@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000441, author = {齊藤, みどり}, issue = {87}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {ポストコロニアリズムとエコクリティシズムという文学批評の分野は、これまで別々に 発達してきたものだが、近年では互いの視点を取り入れた研究が目指されている。その中 でもカリブ文学は、ポストコロニアリズムとエコクリティシズムを結びつけて分析をする のに最適な分野と言われている。というのも、帝国主義と環境問題は、共に最も貧しいも のを搾取しているという点で共通しているからであり、カリブ地域の文学は両者の影響を 強く受けているからである。本稿では、ポストコロニアリズムとエコクリティシズムにつ いて概説し、カリブ出身の思想家や作家が自然をどう捉えているかについてまとめ、ハイ チにおける文学作品がどのように人間と環境の搾取に対峙してきたかについて考察した。}, pages = {197--206}, title = {カリブ文学からみるポストコロニアリズムとエコクリティシズム}, year = {2018} }