@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000437, author = {冨永, 貴公}, issue = {87}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {小論の目的は、男女共同参画関連施設におけるセクシュアル・マイノリティに関わる事 業の展開の量的変化を跡づけ、それら事業の内容と方法を検討することである。  セクシュアル・マイノリティ関連事業は、文部科学省の通達と渋谷区の条例制定を契機 とする同性間のパートナーシップに関わる議論を受けて量的な拡大の途上にあるが、かね てからのセクシュアル・マイノリティ当事者(支援)団体との協働を含みながら、男女共 同参画関連施設による主催事業として、既存の事業と関連させて多様に開催されている。  それらは第一に、セクシュアル・マイノリティに関わる「正しい知識」を得ること、第 二に、「すべての人」にとって「自分らしく生きる」ために保障されるべき「性の多様性」 を理解すること、そして、その多様性を推進するための支援のあり方を知ることを旨とす る。小論では、このようなセクシュアル・マイノリティ関連事業の意義と課題に関わって、 「正しい知識」の正しさをめぐる問い、「性の多様性」の政治性をめぐる問い、「自分らしさ」 の強調をめぐる問いの3 点があることが確認された。}, pages = {115--128}, title = {男女共同参画関連施設におけるセクシュアル・マイノリティに関わる事業の展開}, year = {2018} }