@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000414, author = {中川, 佳子 and 武蔵, 由香 and 市原, 学 and 小山, 高正}, issue = {86}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Oct}, note = {J. COSS 日本語理解テスト〈視覚版〉を用いて書記日本語理解力を調査し、文法理解 の発達過程を検討した。また、問題文を文字で提示した場合と口頭で提示した場合の発達 過程を比較し、書記日本語文法理解力の特質を検討した。その結果、文字として問題文を 提示する書記日本語理解力は小学校1 年では口頭で提示された場合よりも難度が高くな る傾向が認めらえたが、全体を通じては書記提示と口頭提示は理解力に差がないことが認 められた。また、文法機能別に誤反応分析を行ったところ、小学校1 年の場合は、文字を 読むことが負荷となり、一文が長くなると理解が困難になったが、全体的には複雑な構造 により理解が困難になる傾向が示唆された。これらから、J. COSS 日本語理解テストは 聴覚提示した場合と視覚提示した場合の発達過程に違いは認められず、視覚入力が有意な 対象児者にとっては書記日本語理解力を評価する有効なテストであると考えられる。}, pages = {21--29}, title = {書記日本語文法理解発達過程の検討─ J. COSS 日本語理解テスト〈視覚版〉によって ─}, year = {2017} }