@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000340, author = {中井, 均 and 中井, 睦美}, issue = {81}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {中部地方の古い街道(杖突街道・秋葉街道)沿いに分布する道祖神などの石造物に関し て、諏訪市高部から浜松市佐久間町舟戸の間で、その岩質を調査した。調査した石造物は 85地点、総計650個ほどである。大区分(火成岩・堆積岩・変成岩に3 分)では火成岩が 最も多く、全体の72%あまりを占め、次いで変成岩が約12%、堆積岩約10%、不明6 %で あった。火成岩の中では中性から苦鉄質の深成岩が多く、次いで新第三紀の安山岩類、花 こう岩類の順であるが、三者の差はそれほど大きくない。中性から苦鉄質の深成岩および 花こう岩類は調査地域の西側に広く分布する領家帯のものである。安山岩類は杖突峠付近 に分布する新第三紀のものと考えられる。変成岩は中央構造線に沿って見られるマイロナ イトが多く利用され、次いで領家帯の変成岩と、調査地域の東側に分布する三波川帯の変 成岩が使われている。}, pages = {1--15}, title = {杖突街道・秋葉街道(諏訪市高部~浜松市佐 久間町舟戸)沿いに分布する石造物の岩質について}, year = {2015} }