@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000331, author = {佐藤, 佑}, issue = {80}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Oct}, note = {国語科のいわゆる「学校文法」は、日本語研究の分野ではことごとく否定され、 大学の教師教育においてすら批判的に扱われることが多い。その結果、国語教師は教える べき文法のあり方を十分に知らされないまま教壇に立つことになっている。本稿はこうし た現状に一石を投じるべく、学校文法の枠組みの中でも特に難解な「連文節」の理論を整 理し直すことで、国語教育に携わる人々の一助となることを期するものである。これに加 え、学校文法の枠組みから外れる連文節以上・文未満の単位を処理するためのツールとし て、橋本進吉が最晩年に整備しようとしていた「文節の群化」のシステム(橋本1944) を再評価し、その重層的で複雑な文構造の捉え方を教育現場に持ち込むための方法論を検 討する。具体的には、述語・述部を核とした学校文法の「文の成分」観を肯定的に捉えつ つ、その理解を助けるものとして橋本(1944)の理論を応用し、個々の文節間の関係を 順序立てて確認する方法、またそれに基づいて、教育現場では構文を階層的・段階的に図 解しながら教える手法を提案する。}, pages = {39--57}, title = {「連文節」と「文節の群化」について-国語科における文法教育との関わりから-}, year = {2014} }