@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:00000290, author = {北垣, 憲仁 and 西, 教生 and 西丸, 尭宏 and 東郷, 継直}, issue = {75}, journal = {都留文科大学研究紀要, 都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {都留文科大学キャンパスおよびその周辺地域の哺乳類の生息状況を把握することを目的 に、2009年10月~2011年9 月にかけて赤外線センサーカメラによる自動撮影調査を4350 カメラ・日にわたり実施した。その結果、写真では種が同定できなかった囓歯目ネズミ類 および翼手目コウモリ類を除く12種の哺乳類を確認できた。調査地域を本学キャンパス敷 地内とその周辺地域に分け哺乳類の生息状況を調査したところ、コウモリ類とニホンジ カ、ニホンリスについては周辺地域のみで記録された。またアナグマ、イノシシ、キツネ、 タヌキ、テン、ノイヌ、ノウサギなども本学周辺地域での記録頻度がキャンパス敷地内に 比べ高かった。ノネコ、ハクビシンはキャンパス敷地内での記録頻度のほうがその周辺地 域よりも高い。とくにノネコは265回の記録のうち262回はキャンパス敷地内でのもので、 敷地内に生息するムササビや生け垣を利用する鳥類やネズミ類への捕食の影響が懸念され る。このほかにキャンパス敷地内では、アナグマ、タヌキ、ネズミ類が記録された。これ らは学内の側溝を移動通路として利用していることが推測される。本学周辺地域では、イ ノシシとニホンジカの記録頻度が高く、近年の個体数の増加は聞き取り調査からも裏付け られた。人間との接触も一因と考えられる疥癬症のタヌキも記録された。}, pages = {91--107}, title = {都留文科大学キャンパスとその周辺地域の哺乳類相-2009~2011年の哺乳類調査結果について-}, year = {2012} }