@article{oai:tsuru.repo.nii.ac.jp:02000060, author = {相澤,崇}, issue = {99}, journal = {都留文科大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {要旨  本研究は、令和 5 年度から全面実施されている高等学校共通教科情報科の「情報Ⅱ」において、知識面でのねらいの達成するために、学習者が理解・習得が必要と考えられる重要語句を整理した。その重要語句は、「情報Ⅱ」の検定済教科書に記載されている本文中の太字語句と索引語句から抽出した。抽出した重要語句は、重要度を検討するために、共通に記載されている各検定済教科書の数と、新高等学校学習指導要領解説書の「内容の取り扱い」での記載の有無を確認した。  その結果、全検定済教科書から抽出された重要語句の総種数は、1149であった。しかし、各検定済教科書ともに、重要語句として記載されていた種数は、総種数の50%に満たなかった。各検定済教科書で共通に記載されている重要語句の種数は少なく、共通数3 の種数が55(4.8%)、共通数 2 の種数が142(12.4%)であった。そして、新高等学校学習指導要領解説書の「内容の取り扱い」での記載有の種数は、共通数 3 の種数が24、共通数 2 の種数が41、共通数 1 の種数が60種類であった。新高等学校学習指導要領解説書の「内容の取り扱い」に記載されていた語句の一部は、検定済教科書において、重要語句として取り扱われていなかった。  これらの結果をふまえ、試案として授業での取り扱いの基準を定め、抽出した重要語句を、「必須の取り扱い」、「準必須の取り扱い」、「任意の取り扱い」の 3 つに分類を試みた。}, pages = {109--117}, title = {高等学校共通教科「情報Ⅱ」における知識に関する一検討―検定済教科書から抽出された重要語句の整理―}, year = {2024} }